新勧期になると毎年よく周りの人に言われる後輩同期先輩関係なく、新入生にも言われる。
「柳って大学入る前からボート部って決めてたんでしょwwwwwやばくね早すぎwwww悩まなかったの?」と
入部時期が早かったため周りからはあまり悩まず即断で決めたように思われるようだ。
否。
悩んだ時期が皆と違って高3受験期だっただけでおそらくみんなと同じくらいかそれ以上悩んだ。
自分の学生生活を振り返る。
中学生
運動(普通)野球部(都大会に10年に一回出れるかぐらいの弱小)だったがずーっと補欠だった。自分向いてないんじゃね。
高校生
野球以外のスポーツを始めようか、文化部で迷った。高校の中で強かった部活をいくつか回ってみたが、中学であまり部活に対していい思い出が作れなかったことが後を引き、当時軽音楽をやっていた兄の影響を受け軽音楽部へ。
それなりに練習して、それなりに上手くなった。楽しかった。だが、何か物足りない。
自分が選べなかった強豪のアメフト部を始めサッカー部テニス部などスポーツに青春をかけ本気で汗流して取り組む姿が眩しく見えた。
そこで気づいた。
「はにゃ?自分今まで勉強以外にガチでマジになって取り組んだもんなんて1つもねーじゃねーかコノヤロー。」
程なくして軽音楽部を引退。受験勉強に入る。
受験勉強の中でも浮き沈みがあり、モチベーションを保つために入学後に入る団体を物色し始めた。
上に書いたような経緯があって大学から始められるスポーツを中心にみて、その中でも自分が本気で取り組めそうな団体を探した。そこでボート部のPVに出会った。
「なんやこのPV?こんなん見せられたら、惚れてまうやろーーーー!!!!!」
まさに一目惚れだった。
その後ボート部の活動を更に調べるとHUBC Daysやバースデイにたどり着いた。
バースデイの映像は当時文化部の自分には衝撃的だったが、中には帰宅部や文化部の部員もいた。
直感的に自分が求めていたものはここにあるんじゃないかと感じた。今までの自分を変えるには1番厳しい環境でやるのが1番いいと。
無事大学に合格し、合格発表の日に入部の意志を伝えた。一応自分の考えと部の実情にギャップがないか確認するためにコンパや試乗会に行った。
コンパである先輩に声をかけられ、話を聞いた。
「なんやこのダンディな先輩。めっちゃかっこいいやんけ。」
その先輩の熱い話を聞いて自分の直感は間違ってなかったことを確認し、3/18に入部した。
その後一応他の団体も見たが、バースデイを見ていた以上、流石にあれ超える団体はなかった。
まあこんな感じで僕は一応結構考えて入部しました。初めからボートが大好きな部員は多くありません。それよりもボート部の素晴らしいところは自分の頑張り次第で成長し続けられる・本気になれる環境や仲間が揃っている点だと考えています。
もちろん大学生になったばかりの新入生にはやりたいこといっぱいあると思います。
ですが、どの所属団体を選んでも基本的にそのやりたいこと、したいことは可能です。留学を例に上げるとボート部も現役中の留学はボート留学を除き難しいですが引退後や社会人まで考えるといつでもできます。
だからこそ新入生にはこの4年間で1番自分が成長できる選択、今自分に足りないものが得られる選択をしてほしい。その選択は人によって異なると思いますが、それがボート部であったなら幸いです。
少なくとも僕はこのボート部で自分が求めていたモノが見つけられた気がします。
不可能の反対は挑戦だ。
一緒に本気になってくれる仲間待ってます。
長文失礼しました。
4年C組柳 宏昂