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シンカも大事だけどシンカンも

 

最後の冬。

前鈴木総監督が「現役生活は本当に短い」と仰られていたことをひしひしと思い出します。

そう思うとき、「最後の冬か〜」などともの思いにふけるのは時間の無駄。

やれることをやって、1つずつ前に進む。MGとして部を活気づける存在でありたい。ぼちぼち頑張ろうと思います。

 

さて、12月に入り2019スローガンとして「シンカ」が発表されましたが、水面下で「シンカン」も動き出しました。精力的に準備する2年生を頼もしく思います。

ところで皆さん「シンカン」、正しい漢字で書けますか?ここで大事なのはボート部がすべき「シンカン」は何なのかということ。

解答からいうと「新歓」は誤りだと思っています。正しくは「新勧」です。ここから、かなり主観が入ります。歓迎してどうする。そこは新歓委員が担当だから彼らに任せなさい。私たちがすべきは「新勧」、ボート部への入部を強く「勧める」こと。新入生が入って「歓ぶ」ことじゃない。もちろん、新入生が入学するのは嬉しいし、初対面だと「入学おめでとう!」と歓迎しないと始まらない。しかし、それだけでボート部に入るのか?

個人的には部員の大半が多かれ少なかれ日本一に惹かれてボート部という選択をしたと思っている。何かに思いきり打ち込む経験がしたい、今までの自分を変えたいなど、日本一に目指すために求められる過程、変化には大きな魅力がある。

だとすれば、部員はこれらの魅力を新入生に届けるべきであり、そうすることでより多くの新入生がボート部の門を叩いてくれると思う。

だからシンカンは「新勧」だということを言っておきたい。ただ、「入学おめでとう!」に始まる世間話で終わらずに、ボート部がどういう団体で、何を目指していて、そのためにどんな新入生に入ってもらいたいのか、というところまで自分で言葉にしよう。話の上手い下手は関係ない。何も饒舌である必要はないし、自分の言葉でしっかり新入生に届けようとする姿勢が肝要だ。この人話すの上手くないけど、ほんとにボート部に入ってほしいんだなと思わせれば入部のきっかけには十分だと思う。

加えて、彼らの話を聞くことも忘れてはならない。彼らにも、なりたい自分、やりたいことがある。そことミスマッチしては入部してはくれないだろう。だから、彼らの目指すものにボート部が応えてあげられることを伝えるべきだ。

私の場合は、入学当初、将来の目標も決まっておらず、とりあえずいろんな団体に行った。どこの団体も良さげだったし、なかなか決断できなかったのを覚えている。そんな時ボート部の先輩に言われたことがきっかけで、初めてボート部に接してから1週間で入部した。先輩は「特にやりたことが決まっていない」と言った私に対し「俺も決まっていなかったし、すぐに見つかる気もしなかった。ただ、もしこれから自分のやりたいことが見つかった時、そこに120%で打ち込める力が欲しかった。だから、一番打ち込めるボート部を選んだ」と言ってくれた。とても印象深い言葉だった。外から見てるとただ前後に動いているだけのこの競技にそこまでの魅力があること知った。そこからはあまり悩まなかった。

 

拙い文章を長々と書きましたが、要は全部員が「ボート部」の魅力を十分に伝えて、新入生の話も聞いてあげれば新勧、ひいては今後の端艇部は安泰なんじゃないかな〜ということです。当たり前だけど。

 

最後に初めての冬場で頑張っている1年生の懐かしい写真を投下します。初心を大事にしましょー

4/10(火) ビンゴコンパ/安齋(C組)

4/15(日) 試乗会/峯岸(H組)

3/26日(月)艇庫BBQ/服部(H組) 

4/23(月)はたご家/崎山(S組)

自主練に励む池田(C組)

いつぞやの小池師匠(H組)

 

3年H組おかね幹事 下川勝也