長尾くんいい紹介をしてくれてありがとう。
最初嫌われていたとはね、知らなかったですけれども。結局いいやつだな本当。一言じゃ表しきれないけど、お前最高だよ。
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ボート部には大会で結果を残して「偉人」と呼ばれる先輩が何人もいる。ある方はずっと対抗エイトでメダルを取り続け、またある方は大学生ながら日本代表になり、またある人は漕歴1年で表彰台の頂点に立った。
自分にもなんでもいいから「才能」と呼べるものが欲しくてこの部活に入った僕にとってこういう人たちは強烈な憧れで、目標で、高い高い壁だった。
毎日同じ練習をしていても偉人どころか同期先輩後輩の上手いやつ、強いやつにどんどん差がつく。毎週貼られるエルゴタイムに憂鬱になる。怪我もせずに漕いでるのに怪我してるやつより下手なのが一目でわかる。人にできることが自分でできてない。
僕からしたら「天才」なやつが自分より努力をしているように見える。というかそういうやつがゴロゴロいる。努力するそういうやつにどうやって勝てばいい。
そんなことを考えながら4年生で結果が出ないで引退する自分を想像してゾッとして、大学生活の全て、本当全部をつぎ込んで勝てるか分からないボートをやっていることが本当に怖くなったことがあった。
でもこの団体は本当に優しくて、そう思いながら漕いでる自分を何度も助けてくれた。
特に一つ上、二つ上の先輩には本当にお世話になった。こんな僕でも少しは強くなるんじゃないかって教えてくれた。支えてくれた。応援してくれた。ライバルで家族で戦友の同期も、突き上げてきて、生意気で家族の後輩もみんなそうだ。
本当にありがたかった。
今、僕は隼という4人乗りに乗ってる。「偉人」になれる最後のチャンスだ。
タイトルを見てここまで読んでくれた人、申し訳ないです。答えはまだ分からないです。まだ「天才」に勝ってないから。
もし全日本選手権で天才に勝ったと思ったらその時また聞いてくれ。
ここまで前向きにボート部最後の大会に臨めることを感謝して終わろうと思う。
願わくばこれからもボート部が、お互いが絶対負けられないライバルで、応援できる、尊敬できる、感謝できる仲で成長し続ける組織ありますように。
隼頑張ろう!!!!!みんな頑張ろう!!!!!
次は伊豫田君です。
クールな顔とビヨンと長い手足からはあまり想像できませんが熱い熱いやつです。
物事でなにが大事かっていうのをしっかり考えて行動、発信できる人です。
変態です。
変態です。
自分でやつを持ってるよお前は。かーまーせー!
4年商学部 C組 佐藤航己