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HUBCが日本一になるために1番足りないものは?(所要時間5分くらい)

《ATTENTION:この記事では、真面目な長文が続きます。悔しいことに笑いは一切ありません。ですが、これは僕がこの冬場ずっと考え続けてきた「HUBCが日本一になるために1番足りないもの」という命題に対する自分なりの答えです。いつか共有したいなって思ってたのですが、天本のデイズとかみて、今日書こうと思い書きました。5分くらい読むのにかかるかもしれません。でも、読んで欲しいです》

 

割り込みすみません。2年coxの真次です。

早速ですが

 

みなさん、なぜボートを漕いでいますか?

 

ここで、「日本一になるため」と答える人が多いでしょう。では、ここで「日本一になるため」と答えた人に、次の質問です。

 

みなさん、なぜ日本一を目指していますか?

 

正直今の部員のみんなをみてると、この質問で言葉が詰まる人が多いのではないかと思います。

 

僕は、この冬場ある同期の相談に乗っていました。彼は、なぜボートを漕いでいるのか見失ってました。彼は、ボートの楽しさは理解していました。同期や先輩後輩というかけがえのない仲間の大切さもわかってました。しかし、彼にはボートを通じて「目指しているもの」がありませんでした。

彼は「(肉体的、数字をともなう結果的な)強さが、人間的な強さだと思い、ボートを始めた」と言っていました。しかし、人間的強さはそれだけではないのかなと最近考えたそうです。すると、彼にとってボートを漕ぐ意義が薄くなっていったようです。

 

彼はあくまで一例(この例は最後につながってきます)ですが、みんながこれから前向きにボートを続けるためにも、一つこのチームのもつ課題を指摘したいと思います。

 

このチームに1番足りないものは分析力だと思います。

僕は冬場、HUBCが日本一になるためには何が足りないかを考え続けていました。そして、結論は分析力だと至りました。ここで、分析力が足りないと思った具体例をいくつか書きます。

 

,泙困ローイングの観点から。

1年生がワンタップで「今日は尻が逃げていた、明日改善したい」とコメントしてくれることがよくあります。このコメントは、分析がまだ甘い、というのはみなさんわかるでしょうか?これは、現象までしか把握できてなく、その原因まで分析できてないのです。この状態は上級生にもしばしば見られます。例えば尻が逃げる、という現象だったら、まずなぜ尻が逃げるか、を考えるべきです。なぜ尻逃げ?→腹がしまってないから→なぜ腹がしまってない?→内転筋がしまってないから…せめてこれくらいまで具体的に詰めれるといいと思います。だから、「今日は尻が逃げていた、明日は内転筋をしめたい」っていうほうが、分析的な観点からは良いですよね!

 

△弔にワークの姿勢の観点から。

今HUBCはワーク後でミーテをやると思います。そこでこんなシーンがよく見られます。

 

cox:今日は〜〜でした。次回は〇〇を狙いましょう。他の人なにかありますか?

 

漕手A: ××が気になりました…

漕手B:△△が気になりました…

みたいな。

 

これも(このミーテ形式だと)分析が甘いといえるの、みなさん理解できるでしょうか?良く言えば、「一橋の人ってみんな優しい」になるのですが。

気づきましたか?HUBCのミーテでは、みんな各々の意見を尊重して、反論したり疑問を呈したりしないんです。この例でも、自分が気づいている新しい要素は言ってますが、前の人の意見に口は出してないですよね。これは、極端言えば、各々が言ったことを盲目的にそうだと信じていることと同じです。分析不足っていうか、もはや分析的思考を停止してますよね。各々の意見を尊重することは正しいことですが、各々の意見を尊重してるからこそ、その意見を掘りあったほうが建設的なミーテだと思います。ここだけの話、coxの言うことは全てが正義みたいな風潮ありますが、そんなこと全くないです。

 

自分の部内における存在意義の観点から。

これは、分析力が足りないと感じた具体例というより、思考が足りないと感じた具体例です。

これは、冒頭で挙げた同期との会話で出た話で、すごい印象深い部分です。

 

「HUBCは、本当に恵まれている。元オリンピアン含む多くのプロコーチ、立派な施設、破格の合宿費…などなど。これはみんなも散々言われ続けているし、わかってる。

だけど、これは逆を言うと、終点に向かって最上級のレールがもう敷かれているということも暗に意味する。つまり、思考停止でやってもレール(環境)がしっかりしてるから、終点(引退)に到達できちゃう。」

 

いま、思考停止で、部内における存在意義を見つけることを放棄して、部に所属し続けてる人いませんか?もっと簡単に言えば、何でボートを漕いでるかわからないけど、とりあえず練習している人いませんか?

ここで、冒頭の話に繋がります。

 

みなさん、なぜ日本一を目指していますか?

 

日本一という目標は、厳密には1から自分で作った目標ではなく、与えられた目標です。だから、今現状として、実体のない日本一を盲目的に目標としている人が多い気がします。

日本一を目指すことはもちろん間違っていません。僕がここで言いたいことは、つまり、何で日本一を目指しているかを(もちろんボート部での目標が日本一以外の目標であるひとは、なぜそれが自分の目標か)、 1から自分で考え、その(ここでいえば日本一というチームの)目標を自分なりの、オリジナリティー溢れる、実体のある目標にして欲しいなということです。そうすれば、もっと勢いのあるチームが出来上がるのではないでしょうか。

 

 

すっごく長くなりました。ここまで読んでくれた人は何人残ってるかわかりませんが、ありがとうございます。もう終わります笑

 

つまり、何が言いたいかって、他者の言うことや自分のやってることを盲目的に合っていると信じることなく、常に批判的思考(ネガティブな意味ではないです、クリィティカルシンキングってやつです)ができる雰囲気がチームで作れれば、みんなは自分がやっていることに納得感もって、もっと生き生きとした目をしながら、部活に取り組めれると思うんです。

 

今、戸田で練習できなく、練習から何から自分で考えないといけない状況にみんな置かれていると思います。そういう時こそ、もう一度自分を見つめ直しても良いのではないでしょうか。実践的なことを言えば、この期間に自分のやってることや、練習において課題となってる現象に対して「なぜ」を問い続けてみるのはいかがでしょうか?

 

めっちゃ上から目線になりましたが、これは自戒でもあるので悪しからず。

 

長文でしたが、ここまでお読みくださりありがとうございました!

 

2年C組 cox 真次晃央

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君の命題に対する答えはとても的を射ている。非常に良く出来た考察だ。「なぜ」を繰り返すことは、社会ですごく大事なこと。「なぜ、この仕事が必要なのか」などとなぜを追求していくと、自分の業務が会社運営の上でどのような意味を持っているのかがわかり、少しずつ会社の動きの全体像が見えてくるようになる。というのも「なぜ」を追求するということは、仕事の「流れ」を理解することに繋がるから。全体像が見えてくるようになると、自分も会社の一員として、会社のためになっているのだということを感じることができるようになり、同時に、以前より仕事に対する責任感も強くなるという良い循環が生まれる。さらに、会社運営において、自分1人で完結するような仕事は一切なく、自分が担当する仕事は「点」であっても、会社というものはその点が繋がり合って、「線」となって動いているのだということがわかるようになる。大学生のうちに君のように考える人は今の時代とても貴重だよ。自信をもちなさい。
通りすがりの人事部員 | 2020/03/15 22:34
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