こんばんは。
3年生の加藤雄気です。
僕と2年生の中野紘志は今週一杯、日本代表の一次選考合宿に参加していました。
僕は落ちましたが中野は通りました、とても嬉しいことです!!
さて、僕はオープン枠で参加しましたが、オープン選手は全員落ちました。僕は覚悟していましたが、そうでない選手もいました。
軽量級の通過者発表の後、オープン選手が一人も呼ばれなかったことに疑問を持ったある選手が『オープンは0ですか?』とヘッドコーチのマックスに尋ねると、彼は言いました。
『日本の軽量級は世界との差があるが戦える。しかしオープンは世界で戦えるレベルに無い。オープントップ選手の栗原(日大19歳)が棄権したのは残念だった。U23の加藤は検討したが、今はまだ大学で練習を積んだ方が良いと判断した。また来年挑戦して欲しい』
僕には来年はありません。
沢山の方に誘われてはいますがボートを続ける気にはなれません。
今朝も練習前にマックスと中村さん(通訳のおばちゃん)が来て、
『加藤君、誕生日おめでとー!! 21歳?若いわねえ。あなた近いところまできていたから沢山練習すればナショナルチームに入れるわよ!! 』と言われましたが、そう言われる程、今年で最後だと意識してしまいます。
それからどうして僕の誕生日を知っているのか不思議です。
今回の合宿はコーチに可能性を見せようと思っていました、可能性が求められていたので。それは割と出来たと思います。
だからせめて次の合宿まで見て成長率を考えて欲しかったのも確かですが、大学で練習を積んだ方が良いというのも確かです。僕はまだまだ力不足です。
近いところまで来ていたのに落ちたのは、今まで積み重ねてきたものが甘かったからでしょう。
あまりに遠くばかり見ていると足元を掬われるので、最後の一年ですが、焦らず目の前のお花見レガッタ・商東戦、そしてインカレ、全日本とステップを踏んで戦って行きます。
P.S.神事が部を辞めないで良かった。
みんなサプライズありがとう、感動で上手く喋れなかった。