商東戦から一夜あけて
2009.04.27 Monday
こんにちは。副将の土川です。
昨日第61回商東戦が開催されました。現役レースにおいては残念ながら女子シングルスカルで勝利を逃したものの、その他種目では勝利を収めることができました。
応援に来てくださった応援部やOBの方々に久しぶりに「勝利」という形で応えることができたことを非常に嬉しく思います。
いつも応援してくれる応援部、また応援に駆けつけてくれた一橋大学の学生の方々、OBの方々、本当にありがとうございました。
また、今回の商東戦を運営するに当たり長くに渡り尽力してくれた運営委員会の皆様(特に岡本頼子)、当日の円滑な運営を助けてくれた学連のみんな(特に平林)、審判団の方々(特に大祐さん)にも心から御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
さらに、レース後の懇親会では東大漕艇部の皆とも交流を深めることができました。このような機会を積極的に活かし、一橋大学ボート部も今まで以上に外に目を向けれるようにしていきたいと思います。東商両校が夏のインカレでよい成績を収めることができるよう、これからも互いに切磋琢磨することができればと思います。並べまくりましょう。
また、一橋の懇親会においては一年生の入部宣言があり、日本一を目指す新たな仲間が増えました。本当に心強く思います。一緒にがんばっていこう。
さて、昨日の勝利は勝利として喜ぶべきことですが、あくまで私たちの目標は夏のインカレであり、勝利にうかれることなく現実を直視しなければいけません。
昨日は西からの超順風が吹く中のレースとなりましたが、TIMEとしては商東戦HPに掲載されている通り、対校エイトが5:58。対校フォアが6:48。対校シングルが7:44.対校女子クォが7:37.男子ダブルが7:06.女子シングルが8:59でした。
一方、昨年夏のインカレの決勝タイム(確か微順が吹くコンディションだったと記憶しています)は、エイトにおいては日本大学が5:50秒、四位の東北大学が6:04秒。女子クォは早稲田大学の7:09秒。つきフォアは日本大学の6:37秒。ダブルは6:47秒。男子シングルは栗原選手の7:17秒。女子シングルは中山選手の8:21秒です。
見てのとおり、昨日のコンディションの中でのタイムをもってしても、エイトで8秒、フォアで11秒もの差があります。(水温の差とかクルーの時期とか単純比較はできないとは思いますが)
自分の乗っていたエイトに話を絞りますと、先日無風のコンディションの中、法政との並べで行われたT.Tで6:08秒でした。インカレ4位の東北大学は6:04秒。また、FinalBの上位3校は6:03を切っています。さらに、昨日の500LAPの1:24秒は全日本選手権で「わずか逆風が吹く中」(実況の阿部さん談)明治安田生命がたたき出したタイムと同じです。
少し暗くなりすぎる感がありますが、要は「別に自分たちはまだ速い訳じゃない」ということです。東大漕艇部は本当に尊敬するライバルであり、競合大学のひとつだと思いますが、私たちはただ「東大に勝っただけ」であり、まだまだ「インカレで戦えるほど速い」わけではまったくないことは、練習において数多く実施してきた並べの結果からも明らかなことです。
まだ、「革命」は起こってはいない。
今まで以上の自分たちにシビアに、ストイックに向き合い、今まで以上に成長しない限り、インカレで結果は残せないと思う。
俺たちが、たとえ日大と同じぐらい一流のアスリートになれたとしても(日大が大学ボートで一番一流かどうかは知らないけど)、現時点で差がある以上それでは勝てない。
俺たちがボート界で一番一流になり、一番成長を遂げたとしても、夏のインカレで届くかどうかというところだと思う。
昨日の勝利は凄く価値のある事だし、喜ぶべきこと。だけど、一夜たった今、私たちは依然として挑戦者であり、今まで以上の成長を求め続けなければいけないことは言うまでも無い。
あと100日とちょっとで、もうその結果は突きつけられる。
そこまでに、「限界まで成長してきた」と胸を晴れるだけの努力をしよう。自分ががんばっている、精一杯やっているという主観的な思い込みにとらわれることなく、一寸の妥協も許さないそれ以上の成長を求めよう。
そして、インカレ後に昨日のような酒を皆で飲もう。
一橋大学端艇部は、これから今まで以上に強くなる。
応援してくださる皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。
対校エイト「玄武」COX 副将 土川修一郎
昨日第61回商東戦が開催されました。現役レースにおいては残念ながら女子シングルスカルで勝利を逃したものの、その他種目では勝利を収めることができました。
応援に来てくださった応援部やOBの方々に久しぶりに「勝利」という形で応えることができたことを非常に嬉しく思います。
いつも応援してくれる応援部、また応援に駆けつけてくれた一橋大学の学生の方々、OBの方々、本当にありがとうございました。
また、今回の商東戦を運営するに当たり長くに渡り尽力してくれた運営委員会の皆様(特に岡本頼子)、当日の円滑な運営を助けてくれた学連のみんな(特に平林)、審判団の方々(特に大祐さん)にも心から御礼を申し上げたいと思います。ありがとうございました。
さらに、レース後の懇親会では東大漕艇部の皆とも交流を深めることができました。このような機会を積極的に活かし、一橋大学ボート部も今まで以上に外に目を向けれるようにしていきたいと思います。東商両校が夏のインカレでよい成績を収めることができるよう、これからも互いに切磋琢磨することができればと思います。並べまくりましょう。
また、一橋の懇親会においては一年生の入部宣言があり、日本一を目指す新たな仲間が増えました。本当に心強く思います。一緒にがんばっていこう。
さて、昨日の勝利は勝利として喜ぶべきことですが、あくまで私たちの目標は夏のインカレであり、勝利にうかれることなく現実を直視しなければいけません。
昨日は西からの超順風が吹く中のレースとなりましたが、TIMEとしては商東戦HPに掲載されている通り、対校エイトが5:58。対校フォアが6:48。対校シングルが7:44.対校女子クォが7:37.男子ダブルが7:06.女子シングルが8:59でした。
一方、昨年夏のインカレの決勝タイム(確か微順が吹くコンディションだったと記憶しています)は、エイトにおいては日本大学が5:50秒、四位の東北大学が6:04秒。女子クォは早稲田大学の7:09秒。つきフォアは日本大学の6:37秒。ダブルは6:47秒。男子シングルは栗原選手の7:17秒。女子シングルは中山選手の8:21秒です。
見てのとおり、昨日のコンディションの中でのタイムをもってしても、エイトで8秒、フォアで11秒もの差があります。(水温の差とかクルーの時期とか単純比較はできないとは思いますが)
自分の乗っていたエイトに話を絞りますと、先日無風のコンディションの中、法政との並べで行われたT.Tで6:08秒でした。インカレ4位の東北大学は6:04秒。また、FinalBの上位3校は6:03を切っています。さらに、昨日の500LAPの1:24秒は全日本選手権で「わずか逆風が吹く中」(実況の阿部さん談)明治安田生命がたたき出したタイムと同じです。
少し暗くなりすぎる感がありますが、要は「別に自分たちはまだ速い訳じゃない」ということです。東大漕艇部は本当に尊敬するライバルであり、競合大学のひとつだと思いますが、私たちはただ「東大に勝っただけ」であり、まだまだ「インカレで戦えるほど速い」わけではまったくないことは、練習において数多く実施してきた並べの結果からも明らかなことです。
まだ、「革命」は起こってはいない。
今まで以上の自分たちにシビアに、ストイックに向き合い、今まで以上に成長しない限り、インカレで結果は残せないと思う。
俺たちが、たとえ日大と同じぐらい一流のアスリートになれたとしても(日大が大学ボートで一番一流かどうかは知らないけど)、現時点で差がある以上それでは勝てない。
俺たちがボート界で一番一流になり、一番成長を遂げたとしても、夏のインカレで届くかどうかというところだと思う。
昨日の勝利は凄く価値のある事だし、喜ぶべきこと。だけど、一夜たった今、私たちは依然として挑戦者であり、今まで以上の成長を求め続けなければいけないことは言うまでも無い。
あと100日とちょっとで、もうその結果は突きつけられる。
そこまでに、「限界まで成長してきた」と胸を晴れるだけの努力をしよう。自分ががんばっている、精一杯やっているという主観的な思い込みにとらわれることなく、一寸の妥協も許さないそれ以上の成長を求めよう。
そして、インカレ後に昨日のような酒を皆で飲もう。
一橋大学端艇部は、これから今まで以上に強くなる。
応援してくださる皆様、これからもどうぞよろしくお願いします。
対校エイト「玄武」COX 副将 土川修一郎