セビーリャからお送りする遠征日記ももう後半です。
昨日はレース、市内散策と盛りだくさんの一日でした。
こっちに来てから見るもの聞くもの新鮮なものばかりで、一日がすごく長いです。
まずは昨日の1000mレースの報告から。
こちらに来てからダブルエントリーを薦められ、チームHitotsubashiはLM1x、M2-2杯、LM2x、LW1x,M8+で出漕しました。
LW2x、LM4+もエントリーしていたのですが、タイムスケジュールと体重の関係で出漕できませんでした。
土川さんやぽんたが英語を駆使してエントリー変更をしてくれたので、今日の500mレースは出漕します。
天気は一昨日に続いて快晴。
スペインに着いてからずっと強かった風もこの日ばかりはおさまって、非常に良いコンディションでした。
結果は、LM1Xでひろしが3:35のタイムを出し、5位に入りました!
他の種目はほとんど最下位ばかりでしたが、500mまでは付いていったり、最後あと一歩で差せなかったり、世界の選手と対等に、とまではいきませんがなんとか勝負になることはできたと思います。
メガタも書いてましたが、こちらの選手は全く艇を揺らしません。腕漕ぎをしているクルーがよくいるのですが、フロートがついているのかと思うほどです。しかも進む進む。
彼らはきっと、日本の選手がリリースで崩すのを見て、「はあ?なんで?」と思っていることでしょう。
それくらい自然に安定しているのです。
今日の午後からはバルセロナで働いていらっしゃるOBの後藤さんが来てくれました。
レースの後、セビーリャの市内に連れて行ってもらいました。
宿舎や艇庫の周りは割とインターナショナルなところなので英語が通じますが、街中ではスペイン語しか通じないので何が何だかわかりません。
タクシーの運転手やバルの店員とスペイン語でペラペラしゃべる後藤さんはかっこよかったです。
でも、酔っ払いの若者集団が道端で騒いでいるのを見て、どこの国も同じだなと思いました。
彼らとは一緒に写真を撮ったり歌を歌ったり、仲良くしてもらいました。
今日の500mレースでもたくさん学んできたいと思います。
武田仁史