インカレではお暑い中たくさんのOBOGの方が来て下さり、ありがとうございました。9月には全日本選手権がありますので、こちらも応援よろしくお願いします。
そしてボート部ホームページでは戸田で一番早く結果をお知らせ出来るように頑張ります。
広報幹事 田中康博
インカレがはじまった。
入部してから3年半、ずっとこの4日間のためにやってきたけど、
今自分がその真っ只中にいることがいまだに信じられない。
去年は「革命」をスローガンに掲げて、
優勝はできなかったけれどここ数年で見れば革命的な成績を収めることができた。
慶太さんが初めて作ってくれたモチベーションビデオも衝撃的だったし、
あんなにエキサイティングなインカレは初めてだった。
4年間の集大成としてのインカレをあそこまで盛り上げた1つ上の代の先輩たちを
偉大だと思ったし、すごく羨ましかった。
正直、自分が最高学年になって、チームとしてこれ以上の結果を出せるのか、
自信が持てなかった。
先輩が引退してしまうのがすごく怖かった。
HUBC2010が始動して、
ボートでも日常生活でも、最上級生失格の毎日が続いた。
ただただ必死だった。
どうすれば自分が戦力になれるのか、
どうすればチームが強くなれるのか。
考えて考えて、確信の持てない答えに向かって
ひたすら行動するしかなかった。
だから、先輩としての余裕を持って、後輩に何かしてあげることは
できなかったと思う。
今シーズンはこの3年半の中で
一番悩んだし、
一番人に迷惑をかけたし、
一番辛かった。
でも、あの冬場の練習を「長い」とは一度も感じなかったし、
最後の3ヶ月くらいは記憶にないくらい一瞬で過ぎていった。
そんなこんなでこの4日間を迎えたが、
今になって、最後のシーズンも悪くなかったのかな、と思える。
去年とは雰囲気が違うけど、自分たちの学年らしいやり方で、
この1年やってきたことに胸を張ってインカレに臨めている気がする。
りえちゃんとくまともが作ってくれた今年のモチベーションビデオを見て、
そう思った。
この1年やってきたことが良かったのか悪かったのかは結果が出るまでわからないけど、
少なくとも去年のインカレで感じた上の代への「羨ましさ」は、もうない。
あとは自分たちの力を出し切って、結果を出すだけ。
・・・そうはいっても、大会2日前くらいからものすごい緊張、
というか不安に襲われていた。
そんな時、先輩方からいただいたメッセージや、
4年マネージャーのみんなからもらった寄せ書きを見て、
本当に助けられた。
応援してくれている人、自分のこれまでの道のりを理解してくれている人、
そして一緒に戦おうとしてくれている人が、
こんなにもそばに沢山いることに、勇気づけられた。
自分ならできる。
この9人ならできる。
この100人ならできる。
そう信じて、ただひたすら頑張ろうと決めた。
この1年間やってきたように。
いつも通りに。
昨日の予選では、不甲斐ないレースをしてしまった。
これまで積み上げてきたものを、自分たちの力を、
まだ全然出せていない。
今日は必ずやってやる。
対校8+ #2 高井慎平