<< August 2010 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
秋の足音
昼間は暑くてたまりませんが、夕暮れには秋を感じるようになった気がします。ビデオを撮っていると蚊ではなくトンボがたくさんいます。

インカレではお暑い中たくさんのOBOGの方が来て下さり、ありがとうございました。9月には全日本選手権がありますので、こちらも応援よろしくお願いします。

そしてボート部ホームページでは戸田で一番早く結果をお知らせ出来るように頑張ります。


広報幹事 田中康博
感謝の気持ち
遅い時間ですが、今日はオフなので許してください。
どうしても書きたいことが…!!



私がバウとして出漕した女子ダブルは、今回のインカレで2位という結果を残すことができました。

それ自体もまぁ嬉しいことではあったのですが、それよりもっと嬉しかったのは、
この結果に私以上に喜んでくれる人がとてもたくさんいたことでした(特に同期のマネージャーの涙にはやられました)。
そんな様子を見て、心から「ありがとう」という言葉が零れました。
こんな体験は初めてです。



私は、本当にたくさんの人に支えられてきたと思います。

今までももちろんそれは感じていたけど、やっぱり漕ぐのは自分のためでしかなかった。
勝ちたいと思うのも、自分が満足したいからだった。

でも、昨日、びっくりするくらい多くの人が、
私たちの結果に対して自分のことのように喜んでくれているのを見て、
自分がどれだけ人に支えられているのかを改めて実感しました。

本当にありがとうございます。

そうやってご支援くださる方々…特に、マネージャーやコーチ、OBの方々に対して、
昨日の結果で少しはお返しすることができたかな、と思ったり思わなかったり…。
そうだったら嬉しいです。



…とはいえ、金メダルのW大までは9秒差。
まだまだ大きな壁があります。

2週間後の全日本にどの種目で出るかはまだ決まっていませんが、
この勢いで成長し続けて、どんどん差を縮めてやろうと思います。

今後も引き続き、応援よろしくお願いします!!
そして是非ともエンパの女子艇(スカルかダブル)を買ってください(笑)




4年 女子部主将 中村藍
インカレナイト
インカレが終わりました。
HUBC2010はW2Xが銀メダル、M8+が4位、他入賞多数という結果になりました。

今年のインカレは、去年以上にたくさんのOBOGの方々に応援に来ていただいたように思います。
ありがとうございました。
 
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
インカレ最終日の夜は、毎年恒例の無礼講。
他大の艇庫に繰り出して敵情探索他大の人たちと親睦を深めます。
この日ばかりは、普段は絶対に入る機会のない他大の艇庫の中を見学できるのもとても興味深いです。
 

思えば一昨年や去年は主将に
「一橋の選手はシャイだけど、頑張って他大と仲良くなるように」
とせっつかれていましたが、今年は1年生も対岸の方までフラついていたようで、頼もしい限りです。
「虫けら」だけど。
 
ちょっと嬉しかったのは、某国立大の方で
「一橋の人の名前はだいたいチェックしてます!」
というマニアックな方がいたこと。
自分の名前まで知られていて、非常にびっくりしました。
俺の名前なんか覚えてどうすんだと。
 
この2,3年で多少なりとも関心を持ってもらえるようなチームになってきたってことでしょうか。
そんな実感を得られた一日でした。

仲良くしてくれた他大の皆様、ありがとございました。
 



全日本も頑張ります。
 
4年 武田仁史
エイト
 エイトというのは不思議な乗り物だと思う。

エイトというのに9人乗りで、

9人乗りなのに、それ以上の人がのっている。

9人じゃ足りないスポーツ

エイト



いろいろありましたが、無事、明日決勝を迎えることができました。

去年同様、準決勝が2レーンで、決勝が5レーン、

去年とは同じ過ちを犯すなという神様のお伝えか

それとも去年とどれくらい伸びたか計るためにこうしたのか、

どちらにせよいいレーンになったと思います。


〜〜〜〜〜



エイトの艇速は艇速=艇速ではないと思う。

艇速+あといろいろなものがつまって=艇速になる気がする。


真や
高井や
皆川や
季武や
笠谷や
竜太や
目賀田や
自分や
元治と

エイトに乗れなかった選手
インカレに出れなかった選手
マネージャー
コーチ
OB・OG

相変わらず面白いやつや
よくすべるギャグも
あいつの一生懸命さや
適当さ加減も

この温かい食堂や
真剣な艇上も



全部が
全員が
つまって艇速になってる気がする。

とてもエイトは一人じゃ漕げないから
とてもエイトは9人じゃ漕げないから

応援よろしくね。

って言いたかった
それだけの日記です。


明日、


いってきます。


主将 中野紘志

戯言

終わった。本当に終わったのか?

結果は知っているけど、

何が起こっているのか、多分僕の悪い頭は理解できてない。










『これから』とかなんてよく分からない。

・ワークとご飯と睡眠のスパイラル
・ワーク後の体重計
・就寝前のケア@OBルーム

明日以降も続くのか?

全日本に出るのか出ないのか?

まぁ、いいや。
















一つ言っておくけど、

僕らの世界には『始まり』と『終わり』があって、
今は、そのどちらでもない『過渡期』なんだよ。

止まれないんだ。明日も明後日も何十年後も死ぬまでずっと。

何があっても「次!次!」って進まなきゃいけないんだ。

背中押されて、ケツ叩かれて進むのかわかんないけど。

もしかしたらベルトコンベアーみたいに自動式なのかもね。












だから、今までやってきたことがフッといきなり消えちゃったとしても。

「頼むから待ってくれ!」なんて言っても無駄なんだね。














何で今日なんだろうか・・・。

















だけど、多少の不条理を感じながらも、

中身に違いがあっても、一日が全力であれば、良いのかな。とも思うんだよ。

確かに、今日には今日の、明日には明日の、精一杯があるんだよ。












明日の精一杯は何だろうね。

何か決めないといけないね。

「次!」ってせかされてるからね。

あぁ、じゃぁ僕は、精一杯声をからそう。

みんなは、まだまだ精一杯漕いでくれ。

「次!」じゃなくて「今!」で粘ってくれ。













各々、出来ることをやろう。やり尽くそう。

みんな、頑張ろう。















4年S組高橋優太
自分を信じて、クルーを信じて、チームを信じて

インカレがはじまった。

入部してから3年半、ずっとこの4日間のためにやってきたけど、
今自分がその真っ只中にいることがいまだに信じられない。

去年は「革命」をスローガンに掲げて、
優勝はできなかったけれどここ数年で見れば革命的な成績を収めることができた。
慶太さんが初めて作ってくれたモチベーションビデオも衝撃的だったし、
あんなにエキサイティングなインカレは初めてだった。

4年間の集大成としてのインカレをあそこまで盛り上げた1つ上の代の先輩たちを
偉大だと思ったし、すごく羨ましかった。
正直、自分が最高学年になって、チームとしてこれ以上の結果を出せるのか、
自信が持てなかった。
先輩が引退してしまうのがすごく怖かった。

HUBC2010が始動して、
ボートでも日常生活でも、最上級生失格の毎日が続いた。

ただただ必死だった。
どうすれば自分が戦力になれるのか、
どうすればチームが強くなれるのか。
考えて考えて、確信の持てない答えに向かって
ひたすら行動するしかなかった。
だから、先輩としての余裕を持って、後輩に何かしてあげることは
できなかったと思う。

今シーズンはこの3年半の中で
一番悩んだし、
一番人に迷惑をかけたし、
一番辛かった。

でも、あの冬場の練習を「長い」とは一度も感じなかったし、
最後の3ヶ月くらいは記憶にないくらい一瞬で過ぎていった。


そんなこんなでこの4日間を迎えたが、
今になって、最後のシーズンも悪くなかったのかな、と思える。
去年とは雰囲気が違うけど、自分たちの学年らしいやり方で、
この1年やってきたことに胸を張ってインカレに臨めている気がする。
りえちゃんとくまともが作ってくれた今年のモチベーションビデオを見て、
そう思った。

この1年やってきたことが良かったのか悪かったのかは結果が出るまでわからないけど、
少なくとも去年のインカレで感じた上の代への「羨ましさ」は、もうない。

あとは自分たちの力を出し切って、結果を出すだけ。


・・・そうはいっても、大会2日前くらいからものすごい緊張、
というか不安に襲われていた。
そんな時、先輩方からいただいたメッセージや、
4年マネージャーのみんなからもらった寄せ書きを見て、
本当に助けられた。

応援してくれている人、自分のこれまでの道のりを理解してくれている人、
そして一緒に戦おうとしてくれている人が、
こんなにもそばに沢山いることに、勇気づけられた。



自分ならできる。

この9人ならできる。

この100人ならできる。



そう信じて、ただひたすら頑張ろうと決めた。

この1年間やってきたように。

いつも通りに。




昨日の予選では、不甲斐ないレースをしてしまった。
これまで積み上げてきたものを、自分たちの力を、
まだ全然出せていない。

今日は必ずやってやる。



対校8+ #2 高井慎平

空想もいつか見慣れた景色へと変わる
 
いろんなことがあった。
例えば何って聞かれてもうまくは答えられないこと、たくさん。

もしもボート部に入らなかったら
私は何をしてたでしょうか

平凡だけどどこかに所属し
普通の暮らしをしてたでしょうか


この4日間を、くれた全ての人たちに感謝します。

たくさん悩みました。
たくさん泣きそうになりました。
たくさん漕いで、
たくさん疲れて、
道行く人たちが輝いて見えるときもありました。

あぁでも、思うのは
こんなにも自分が、
応援され期待され注目されることが
この過去なしにあったのか。

なんだかんだ
自分達は輝いているんだなぁと。

メダルの輝きもそうだけど
まるで自分が輝いているかのように応援してくれてるこの人たちはなんだと。

入学して、今に至るまでの過程を知っているから
分かってくれる先輩や同期
そんな人じゃないのに尊敬してくれる後輩たち


夢は叶えるものなんだ。

夢を見させてくれてありがとう。

あとは叶えるだけ。


We can do it.

努力は報われると
忘れずにここまできたから
最後まで最後まで
信じていたい


We can do it.



主将 中野紘志




ひとりごと
 インカレ前日の当番で責任が重いですが、あまりかっこいいこと書けないのでありのままをつらつら書きます。

4年生として情けなく恥かしい日記なので、独り言だと思って読んでください。



一橋に入ってぼんやりとたて看板を見て「かっこいい」と思ったことがきっかけで入ったボート部。

現実は、料理が全然できなくて先輩からは掃除ばかり任されるし、

厨房にこもってばかりで練習も見れないし、

私大学生にもなって何やってるんだろうと思った。


革命といってるなか同期は新人選で惨敗するし、

記録を後輩にどんどん抜かれるし、

期待できない学年だとOBの方々にもあきれられるし。

こんな人たちにもっとああしろこうしろ、女マネはここがダメなんだとダメ出しばかりされて、

本当にやめてやろうかと何度思ったか。

でも今思うと、私を含め女マネの革命を起こしてくれたのは、私をここまで成長させてくれたのは、

紛れも無く同期の漕手やコックスだったんだ。

学年が上になるにつれ精神的にも肉体的にも強くなって、結果を残していくみんな。

「お前たちもついてこいよ」

そう言われてる気がして、

どうすればもっともっと上へいけるのか、とにかく無我夢中で模索してきた。

そして気付けば、ずっと夢見ていた目標の舞台が目前に。

これ以上みんなの緊張を高めるのはよくないから期待の言葉は書かないけど、

今までやってきたことをとにかく出しきってほしい。それだけです。

レースで勝つのはマネージャーのおかげでもなく、練習にあけくれてきた自分自身の成果だから。

気負わず、今までの道のりを信じて思いっきり元気に漕ぎきってほしいです。


最後にM治Y田生命のある方の言葉を借りて一言。

「結局、水中だ!!!」


長文失礼しました。



4年S組 神事亜友美
あさって
 こんにちは。

インカレが明後日に迫っています。
各クルー、並べまくっていて結果は様々。
私たち4×+も最近は並べで勝てるようになってきました。
確実に力はついてきています。
女子部はこの大会のためだけに練習してきました。
応援よろしくお願いします。


4年S組 VIVACE Cox 小林夏子
チラシの裏ですいません
 こんにちわ。ここ2、3日は特に暑いですね。果たしてこの気温のままインカレを迎えるのでしょうか?参りましたね。

日記のネタに窮し、自分が最近見てるアニメ「けいおん!」のことでも書こうか迷いましたが、やめておきます。公衆に自分がキモオタであることを自白しても何のメリットもありませんし、OBの方々の気分を害するだけです。代わりに僕が以前全体ミーテで言ったことの続きでも書こうかなと思います。


以前の全体ミーテで僕が言ったことの趣旨は「自らの意志で物事は決めた方がいい」ということでした。ですが予想通り誤解をした人もいるみたいで、「やる気がないやつはやめればいい」みたいな受け取られ方をしたようです。まあ自分が話下手で言いたいことがうまく伝わらなかったのも多分にありますが。人に何かを伝えるとは難しいことですね。

とにかくこのような解釈の仕方をされるとマズいです。これじゃまるでパワハラをする嫌味な上司ですね。これ以上のイメージダウンは避けたいところです。どうしたものかと思っていましたが、ある詩をインターネットで見つけて非常に共感して、これなら自分の言いたいことを代弁できそうだと思ったので転載しておきます。ご存知の方がもしいたら申し訳ありません。




「ゲシュタルトの祈り」

私は私のために生きる。あなたはあなたのために生きる。
私は何もあなたの期待に応えるために、この世に生きているわけじゃない。
そして、あなたも私の期待に応えるために、この世にいるわけじゃない。
私は私。あなたはあなた。
でも、偶然が私たちを出会わせるなら、それは素敵なことだ。
たとえ出会えなくても、それもまた同じように素晴らしいことだ。


詳しい解説はググれば簡単に出るのですが、解説を読んでも僕の足りない頭ではよくわかりませんでした。でも詩自体は読んでみると非常に共感が持てます。部員のみんなはどんな印象を抱くんでしょうか?気になるところです。

この詩を作ったフレデリック・パールズという人は「自由・自律・自己責任」の確立を目標としたようです。僕は思うのですが、この「自由・自律・自己責任」が確立された人たちが集まって一橋大学端艇部を作り上げたら、その時は一流の組織に生まれ変わっているだろうと思うわけです。まあこんな理想的な組織を作るのは当分先の話になりますが。。解決の糸口は僕はなんとなくわかるのですが、ここで書くとただの愚痴になるのでやめておきます。


書くのが疲れました。閑話休題ですね。

冒頭に、「けいおん!」を見ていると書きましたが、なぜ見ているかと言うと「癒される」のもそうなんですが、何より「後輩との共通の話題が欲しい」からなんです。淋しい限りです。

小林敬和