投稿遅れて申し訳ありません。
昨日今日と寒い日が続き、季節の変わり目を改めて感じますね。
僕たちボート部も環境が大きく変化し、新体制が始まりました。
頼もしい4年生は引退され、3年生も大半がオフに入られたので、現在艇庫の主導権は1・2年生が握っています。
ついこのあいだまで最下級生で今年のインカレにすら出られなかった僕ですが、
急に最上級生になり、しかも玄武(新人選1st8+)を漕がせてもらっています。
毎ワーク足パンパンだし課題も山積みだけど、やっぱり8+は楽しいです。
自信や誇りはまだ全然ありませんが、
僕らが、いや僕がやるしかないんだという自覚だけはこの頃少しずつ出てきました。
ところで今日、テレビで鳥人選手権をやっていました。
自家製の人力飛行機で空を飛んじゃおう!という、ロマン溢れるイベントですよね。
僕もごくたま〜に、ボートを漕ぎながら空を飛んでいるような気分になることがあります。笑
少しでも長く遠くへ飛ぶという目標をパイロットやスタッフが必死で追いかけている姿を見ながら、
自分やボート部のみんなと重ね合わせずにはいられませんでした。
例えば大学生活を懸けて自分の目標を追いかけているところ。
ボートで日本一になったって、人力飛行機で飛べたって、きっと将来役になんか立たない。
それでもいい。人からわらわれたっていい。一番になってみたい。空を飛んでみたい。
その目標のために、緻密な努力と研究を日々行っているところ。
自作の飛行機を飛ばすなんてとてつもなく大変だと思う。
でも正直言って、ボートも難しい。毎日ギリギリの試行錯誤の繰り返し。
少しでも速く、少しでも遠くへ艇を飛ばしたいから。
その目標を必死で追いかけるのを、同じくらい必死になって支えてくれる人たちがいるところ。
パイロットは一人。でも鳥人一人飛ばすために、デカい組織が要る。名もなき応援者がいる。
僕らのほうはもっとすごい。ボートなんて知ってすらなかった僕は、偉大な先輩方に、頼もしい
コーチ陣に、暖かい女子MGさんや常駐MGさんたちに、明るい同期やかわいい後輩の漕手と
coxに、太っ腹なOBに、そして家族に支えられながら今ボートを漕いでいる。
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この中で表舞台に立ち、さらに賞賛を浴びられる人は何人いるだろうか。
それでもみんな、僕ら漕手が勝つために文句も言わず惜しみないサポートをしてくれる。
その思いにど〜うしても、応えたい。永田や浅田のためにも、とにっかく結果がほしい。
これだけはきっと、鳥人とは違う。
予算も実績もないし、離陸ミスして落ちて、残念だったね。って、同情の拍手。そんなの違う。
国立大だから、人数も経験も少ないから、体格小さいから、負けたって当たり前なのか!?
ぼくはいやだ。絶〜っ対に嫌だ。勝ちたい。一番きれいなメダルがほしい。
たとえそれが、どんなに厳しくても。
だから、明日からも死ぬ気で玄武の#2を漕ぎたいとおm、いや漕ぎます。
みんなで頑張って頑張って頑張って頑張ったら、軌跡が奇跡になるかもしれない。
ボートで空くらい飛べるかもしれない。
僕はそう信じています。
遅くなって長くなって訳わからなくなってごめんなさい。
でも必死でこれだけ書いたので、罰則の一発芸だけはどうか勘弁してください。
2年H組大賀翔