こんにちは。
外をフラっと歩いていると、春の予感を感じることが少しずつ増えてくる時期になりました。
僕は、今回の選考ではエルゴをまともにひききることもできず、現在の2nd8+からも外されているような状況です。
他のほとんどの人がクルーボートに乗っているときにシングルスカルで孤独に練習しているのは、やはり気持ちのいいものではありません。あのクルーに乗っていたら僕はこうしているのに、ということをついつい考えてしまいます。
しかし最近は、自分は自分、他人は他人、と考えるようになりました。僕はパワーもないし、体格に恵まれているわけでもないので、その中で最大限の艇速を生み出すにはどのようにすればよいのか、そればかり考えて練習に励むようにしています。
自分にとって苦しくて長くて孤独な時期が続いていますが、完全復帰した時の大きな飛躍を目指して1つ1つの練習を大切にしていこうと思います。
新3年 S組 山下達也
ついに商東戦の暫定8+が決定しました。女子は暫定の部内順位が決まったようです。
先日の2000エルゴと昨日今日の4-(女子は2x)によるシートレースでは皆の気迫が伝わってきました。
選考からみんなの強い「思い」を感じました。「勝ちたい」「負けたくない」「嬉しい」「悔しい」…「思い」の内容は人それぞれでしょうが、とにかく強い思いが伝わってきます。
自分は怪我をして選考に参加できなかった愚か者ですが、今回の選考を一歩引いた位置から見ることで、忘れかけていた、もしくは思い出そうとしなかった「思い」が目の前に出てきました。
2年前の商東戦。Jr8+の惨敗。
その時の「悔しさ」「情けなさ」その他様々な「思い」を思い出したわけです。
今の自分は怪我をして良くも悪くも、感情の振れ幅が小さくなったような気がしているのですが、最後の最後で勝敗を決するのは「思い」の強さでしょう。たぶん。
あのとき負けた8人で今も漕いでいるのは5人。今のHUBCで東大に負けた経験を持つ漕手は自分を含む5人だけです。
今年の商東戦、全勝優勝以外はHUBCの敗北を意味します。
惨敗を含む三年間の強い「思い」を持つ最高学年の意地を見せたいものです。
新四年S組 大森駿