「努力は結果からしか問えない」
これはあるボートの強豪高校の顧問の先生の言葉です。
この言葉はなんか残酷なようだけどホントその通りだなと思う。
いくら漕いでいたとしても、客観的にはその努力の量、方向性の良し悪しは結果からしか測ることはできない。
だから仮に僕らの大会の結果や、エルゴのタイムが振るわなければ周りの人からは「今年の一橋は努力が足りなかった」とか「一橋は弱い」としか評価されない。
要は勝たなきゃ認められないってこと。
これは当たり前の話。
別に他人に評価されるためにボートやってるわけじゃないけど絶対そんなのごめんだ。
僕たちはこの冬、GONUT!!をスローガンに、mileage makes championsを信じ、けが人を出すのも覚悟の上で日本一になるために日本中のどこの団体よりも練習してきた。
そこには絶対の自信があるし意地もある。結果への責任もある。
眠いし寒いし疲れてるし艇速でないし漕ぐのがほんとにつらい時もあった。大学の友達が輝いて見えた時もあった。目標を見失いかけたこともあった。
それでもみんな必死に漕いできた。
ここには勝ために必死になってる人がたくさんいて、勝たなきゃ報われない人がたくさんいる。
だから何が何でも勝ちたい。勝たなきゃいけない。
「俺たち負けちゃったけど頑張ったよな」みたいな傷の舐め合いもしたくないし、そんなぬるい気持ちでやってきたつもりもない。
「一橋がインカレ優勝とか絶対無理」とか思ってる奴らを倒したい。
先輩たちが見ることのできなかった景色が見てみたい。
やっとシーズンが始まります。
漕手もマネージャーも常駐も、全レース、全員で、全力で勝ちに行きましょう。
まずはお花見レガッタ。
勝たなきゃやってらんない。
新二年H組 藤田陸