こんにちは。2年H組漕手の佐々木幹太です。
僕は8/3〜17まで相模湖合宿に参加していました。相模湖合宿では素晴らしい環境の中ボートに集中することができ、とても密度の濃い2週間を過ごすことが出来ました。これも日頃から支援して下さっているOBの方々、つきっきりで見てくれるコーチ陣の方々、陰ながらサポートをしてくれるマネージャーの方々のおかげだと思います。ありがとうございます。
さて、僕が相模湖合宿に参加することが出来たのはインカレ選考のエルゴでそこそこ良い記録が出せたからだと思います。そして今回の選考で良い記録を出せたのはテーパリングを上手く行えたからだと思っています。テーパリング期間は何をすればいいのか、わかってる方も多いかもしれませんが、僕がテーパリング期間に何を行ったかについて少し書こうと思います。
テーパリング期間は練習量が減ります。ただ、テーパリング期間でも強度は下げてはいけないとされていて、世界のアスリートではむしろ強度は上げるという人もいるそうです。完全休養、低負荷テーパリング、高負荷テーパリングの3つを比較した実験では高負荷テーパリングを行った時が一番パフォーマンスが上がったというデータもあります。
なので僕はレースアップとメニュー表に書いてある時はレースアップと1000mエルゴ、your choiceの時にはタバタ式トレーニング(インターバルトレーニング的なもの)をエルゴで行いました。選考前日も完全休養にするのではなく、エルゴで750mくらい本気で引いて、疲れが残らない程度に適度に身体に刺激を与えました。また、選考前日には酸素カプセルに入りました。当日は選考の1〜2時間前にカフェインをたくさん摂って(カフェインは持久力を向上させるらしい)、bcaaを摂って、選考に臨みました。
以上のことが本当に効果があるのか、実際にはわからないのですが、酸素カプセルに入ったりすることで気持ち的にも、「これだけやったんだからいけるでしょ」というように余裕が生まれてきて前回の選考では結果的にプラスに働いた気がします。
もし良さそうだなと思った部分があったら試してみてください!テーパリングについてもっと詳しく知ってるよという方がいたら是非教えてください!
また、タバタ式トレーニング、カフェインによる持久力向上について、初めて聞いたというような人はネットなどで調べてみることをオススメします。早稲田が行ったタバタ式トレーニングのエルゴ版の比較実験のレポートが出てきたりしてとても面白く、参考になると思います。
最後に、テーパリングについて詳しく書いてくれているサイトがあるので紹介します。
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Steel City Runner
http://www.sc-runner.com/2013/09/all-about-tapering.html?m=1