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NOBODY TRAINS TO LOSE

薗部さん4年間よく頑張りました。

 

ですが日記は滞納しないのが当たり前です。よってプラマイゼロです。

 

4H組の篠川俊輔です。ついに最後の日記がやってきました。

 幸いなことに、1年生の時からチームとして全日本級の大会でメダルを取るという機会に居合わせることができました。でも特に12年の時は自分もああなりたいなという憧れの部分が大きかったのだと思います。4年になって迎えたインカレでは、メダルを取った同期がたくさんいました。でもその瞬間を見ていた僕の中に湧いてきたのは憧れではなく、また同期がメダルを取ったといううれしさもありましたが、それ以上の悔しさでした。そこから自分は4年間何をやってきたのだろうかと後悔にも似た気持ちになりました。自分は表彰台でメダルをもらうために頑張ってきたつもりでいたけど本当に頑張っていたのか、4年間に意味があったのかと考えてしまいます。でもその答えがわかるのは少なくとも1カ月先だし、もしかしたらもっと後かもしれません。今の時点で言えることがあるとすればそれは、インカレでくやしいと思ったことが1つの大きな意味があったのではないかということです。もしボート部に入らずにいたら僕は何となくな4年間を過ごしていたのだと思います。絶対にあの時の気持ちにはならずに大人になっていたと思います。(そう考えるとバースデイを見てやめたくなった1年生の時に引き留めてくれたI村さん、K田さん、K上さんありがとうございました。)僕に残された時間はあと1カ月です。インカレの悔しさを晴らすような結果を残すためにはもしかしたら時間が足りないかもしれません。それでも最後に自分が4年間積み上げてきたものが正しかったと証明できたらいいかなと思います。

 

ちょうど1年前にK相さんからまるかんとしてこの日記担当を引き継ぎました。それまで僕自身、日記をほとんど読んでませんでした。(スマホで長い文章を読むのが苦手だったからです。)担当になって読んでみると、部員皆がいろいろなことを考えて日々生活しているんだということにとても驚かされ、このHUBCdaysって面白いなと思いました。日記担当として僕にできたことは、この日記が少しでも滞らないように補助することだけでした。それでも意外といろいろなことがありました。日記を書いた人へのフィードバックをしてみたら重いと言われ、日記のリマインドについても「重い、もっと気楽に書きたい」と言われ、ついに僕は日記廃止論まで考えたこともありました(笑)。更新担当の人は毎回篠川からラインがくるのをうざいと思っていただろうし、全体ミーテで日記書きましょうとか言ってきてみんなうんざりしていたと思いますが、僕としては少しでもHUBCdaysというものがみんなの意識の中に入ってくれたらうれしいなと思ってやっていました。皆さんにご迷惑をおかけしたことも多かったかとは思いますが1年間ありがとうございました。特に最後の方はみんな素直に更新してくれてとてもうれしかったです。次はだれがこの仕事を引き継いでくれるのかはわかりませんが、皆さんその人に協力してあげてください。引退後も毎日楽しみにしています。

 

最後になりますが、4年間同期、先輩、後輩と楽しい日々が過ごせました。本当にありがとうございました。

失礼いたします。

 

 

 

 

 

 すみません次の人の紹介を忘れていました。さて、次の紹介をしたいと思います。その人は

 

すごく大きな声で笑うので、元気がもらえるけど

どんなに注意しても納豆のからしを捨ててくれず

うんざりすることもあります。だいじなことや、

ひつようなことはいつも2回言います。彼のや

ろうとすることはだいたい雑ですが、そこがひ

とつの彼のいいところでもあります。

 

多少雑なうえに強引ですが許してください。

 

彼は僕が大学に入って最初にできた友達です。あの日クリムのコンパに行ってなかったら、彼と出会ってなかったし、今の自分はいないかもしれません。

みんな急に最後感だしてくるじゃん?

こんにちは。

最近どうしたら大人っぽく見えるかを研究しております、4年C組22歳 薗部夏菜です。

 

多くは語らない方が大人っぽいかなと今さら気づき、口数を減らしていたところ、早速今朝N(またもや登場)に調子悪い?と心配されました。ありがとう。

 

さて、マネージャーのことはまねブログにつらつらと書くので、今回は後輩全体へのメッセージをひとつだけ。

 

単刀直入に言いますと、部活を最後まで続けてほしい、ということです。

 

私はこの4年間素晴らしい仲間に恵まれ、やりたいこともやらせてもらえて、後悔はない。

と言いたいところなのですが、ひとつだけ後悔があります。

 

それは、相談に乗っていた後輩を100%の気持ちで引き止めることができなかったことです。それが直接的な原因ではないですが、その子はそのまま辞めていってしまいました。

 

私自身もその当時、自分の選んだ道が正解だったと確信を持って言えなかったです。自分がやったことが何かになっているという手応えをしっかりと感じることはできていませんでした。

 

でも今になって思うのは、選んだ道が正解かは、その途中ではわからないんじゃないかということ。

 

「山のてっぺんの景色は、それを登りきった人にしかわからない。」

もし山の9分目まで来ていたとしてもそこで降りてしまったら、その人は9分目まで、あと一歩のところまで来ていたということには気づかずに終わります。もったいないです。

 

私は今、この部活に入ってよかったと心から思っています。必ずしも、インカレがよかったから、とかではなく、この部活に4年間所属し続けたことで自分自身が成長したということを身をもって実感しているからです。

まだまだ未熟で周りに迷惑をかけてばかりですが、この部活を続けることに意味があったと思っています。

 

もし今悩んでいたり、今後悩んでいる人がいたら、自分はいま山の9分目までいる、あとちょっとのところにいるんだって想像してみてください。

自分が一度選んだその道を信じてみてほしいです。

 

さて、次は!篠川俊輔くんです!

4年の長老でありながらもイベント企画係。最寄り駅が近いのですが、一緒に帰る時の安心感たるや。

そして、今みなさんが読んでるこのdaysも、篠川くんがいなかったら機能しないんですよ〜!いつもリマインドありがとう。

 

てか、しのちゃん!私4年間一度も日記滞納しなかったの!ほめてほめて〜

 

今年結構痩せて顔も小さくなりました!
こんばんは。4年H組の多田です。
とうとう最後の日記がまわってきてしまいました。
まじめな事を書いてたら若干ネガティブになりました(笑)すみません。



この4年間を振り返ってみると、本当にいい経験が出来たと思います。
初めて本気でスポーツをして、その中でたくさんのことを知る事が出来ました。また、ボート部に入って初めて試合に勝つ楽しさや、試合に出られない苦しさ、勝てない悔しさを味わいました。

わたしは高一まではサッカーをしていましたが、運動音痴で公式戦にはほとんど出たことがありません。そのため、これまでの私にとっては自分が下手糞な事も、公式戦に出られないのも、練習試合で勝てないのも当たり前のことでした。サッカーを始めてから辞めてしまうまで公式戦には思い出出場くらいしかしたことがなく、心の中で自分が活躍するのは無理だとあきらめてしまっていたのだと思います。

大学に入って、スポーツをやる最後のチャンスとか運動音痴でも関係ないよと言われたこと、試乗会の楽しさに惹かれてボート部に入りました。
日本一になることが出来れば今までのスポーツ経験のいやな記憶を上書きできると思っていました。
入部から三年半が経ち、まだ日本一になったことはありません。全日本やインカレなどの大会で決勝に行ったこともありません。
ただ、ボート部での三年半はサッカーをしていたころの苦い記憶とは全く違うものになりました。
はじめて公式戦しかも全国大会に出場し、そこで相手と真剣勝負をすることが出来ました。負けた時の悔しさや自分の下手さへの不満やいら立ちも知りました。

それは本気でスポーツをしたのが初めてだったからだと思います。
自分でもできると信じて始めたから、真剣にボートに取り組むことが出来ました。
目標には届いていませんが、試合で勝つ経験も積むことが出来ました。

しかし最も貴重だったのは苦しい経験をたくさんしたことだと思います。
この三年半の練習には反省すべきところが多くあります。
冬場のしんどさに負けることが多すぎたと思います。長い距離をひたすらシングルやエルゴで漕いでいると日本一という目標よりも、苦しさや辛さが先に来てしまって、頭の中がそれでいっぱいになってしまいました。
成重にも書かれてしまいましたが、ボート部で自分のメンタルが弱いことを知りました(笑)
完全に克服することまでできれば一番よかったんですが、まだそれはできていません。でも少しずつではあるもののボートを漕ぐ中で確実に進歩はしていると思っています。
真剣に向き合うものがあったから、自分の欠点をいくつも見つけ、若干でも改善することが出来ました。


先日のインカレにはシングルスカルで出漕しました。
インカレに向けての練習は何とか距離の辛さに打ち勝ち、毎日ハードワークを重ねられました。技術的にも体力的にも大きく進歩した期間だったと思います。結果を残すことはできませんでしたが、これまでの自分からすこし進歩することが出来ました。
私がこの部で過ごすことのできる時間は残りわずかですが、まだ出来ること、やるべきことはたくさんあります。全日本のクルーはまだ決まっていませんが、まずはシートをつかむため、それから、最後は初めての決勝に行くためにこれからも一歩ずつ進んでいこうと思います。



〜〜〜〜〜〜〜〜〜
さて、最後に明日の日記担当者の紹介をします!
明日の日記は
4年女マネで一番元気
いつもだれかと喋ってる
ゼミ飲み目撃されがち
のあの人です(笑)

どうぞお楽しみに!!



多田
















新たな発見
なんでボート部に入った?

今まで何度となく聞かれた。その度になんでだろうと考えつつも適当で曖昧な回答になっていた気がする。
本音を言うのが恥ずかしいとかそう言うのではなく、なぜこんな外から見ると普通とは違う生活を選んだのか、
この自分なりの答えは今だに見つかっていない。

大学に入って正直やりたいことなんて何もなかった。
周りの人は留学したいとか会計士になるために勉強したいだとか、何かしらの夢とか目標を持っている人ばかりが目に見えた。特別この大学に入りたかった訳でもなくただ少し親元を離れて、自由に生活がしたかった。

そしていつのまにかボート部に入って、なんだかんだ3年半がたつ。

部活を辞めたいと思っても、先輩には部活を続けてたら、いいことあるよ、とか、引退してから、この部に入ってよかって思える、とかそんな言葉を何度も耳にした。まぁ他にやることもないし、ボートを漕ぐこと自体は好きだった。

自分がボート部を続けた理由

それは別にボート部じゃなくてもよかった。何でもよかった。ただ何か今までの自分を劇的に変えてくれる環境、そんなところに飛び込みたかった。

自分から何かやらなければならない、変えなければならない、他の人よりももっと上を目指さなければならない。
今のままでいいやが通用しない環境が自分には刺激的だった。

それと同時に、3年半続けてきて、この競技でよかった、この同期でよかった、この先輩、後輩でよかった、続けてよかった、そんな風に感じる。

ここには確かにいろんな種類の人がいる。その中での特徴はこうだと思う。
頑張れる人とそれを応援できる人、それも全力で
漕手だから頑張れる、マネージャーだから応援できる、そう言うことではなく、マネージャーも漕手もそれぞれ一人ひとりが頑張れ、応援できるそんな感じだ。特に応援しあえるというのはこの部活がこの1年で大きく変わったところだと思う。

今自分がボート部にいる理由は漕手から立場が変わってまた模索中、
でもボート部に関わる以上、今のままではいられない、自分が成長するために何かしたい。
それと同時に強く、変わりたい人をサポートしたい、そう感じる。

1年生の練習を見るとただ純粋に艇を速く進めたい、あいつに負けたくないがひしひしと伝わってくる。まずはこれに少しでもサポートできるように、全日本、新人戦までやってこう。

長い拙文を読んでいただきありがとうございます。

次は自他共に認める顔でかメンタル弱者の多田です。本番に強いのはメンタル弱者と呼べるのか謎ですが、、、



ps ちょうど今日、インターン先のアプリリリースの日だったのでちょっと、宣伝します。プログラマーが努力を近くで見てきたので実際リリースされて少し嬉しいです。
※自分は開発等は一切してません。
【iPhone】
https://itunes.apple.com/jp/app/%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%97%E3%83%AC%E3%82%B9-%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%A1%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%A2/id667453470?mt=8
はじめの一歩
お疲れ様です。
4年H組の田畑 里佳です。

先日、自分が最後まで入部を迷っていたア式蹴球部のブログを読んでみました。一部リーグ復帰の夢に向かってチームで本気で挑んでいる点に共感し、素敵な団体だと改めて感じました。ですが、かれこれ3年半もHUBCに身を置いた私には「もしあっちに入っていたら…」という想像さえも難しいほど、すっかりHUBCの一員として身も心も染まりきったと思います。

それはさておき、そのア式のブログは、小見出しがついていて、読みやすかったです。まとまらない考えを長文で綺麗に書き上げる自信がないので、この形式を真似してみたいと思います。

1.HUBCの仲間について
部員の事を「友達」とは呼ばないよね という話をする事が度々あります。その呼び名は違和感がありすぎます。皆さんは断固として私の友達ではありません。新歓ではよく「家族みたいな存在」と言うと思います。その方がまだしっくりきます。でも、家族でもない。私は自分の家族に、自分の事を全然話しません。家族は近すぎて、恥ずかしくて、自分の外での様子や悩みを話す事ができません。
でも、部員だと自分の汚れた心やしょうもない悩みをさらけ出す事ができる気がします。友達よりは圧倒的に近くて、でも血は繋がっていないからこその距離感がちょうど良い心の安らぎを与えてくれました。

2.人としての成長
強いアスリートになるだけではなく、人として成長して欲しいと、指導陣やOBの方がおっしゃいました。
艇庫生活を通して、自分の行動や考え方を、周りの人達の姿を通して見つめ直す機会がたくさんありました。
共同生活であるという事は、心身が疲れ切っていたり、何かが上手くいかなくて、むしゃくしゃして誰とも会いたくない時でも、他者の介入を避けて通れません。そういう時でも、自分を制御して集団の中での自分をしっかり保って振る舞う人がいました。逆に、そういう人の置かれている状況や気持ちを理解して配慮を欠かさず接する人がいました。
或いは、チーム全体の利益のために、嫌な立ち回りを進んで引き受ける人がいました。
HUBCは 雰囲気が良い というのが入部理由に多いように、もとから良い人が集まっている傾向があるかもしれません。
でも、それだけではなくて、学年が上がるにつれてチームや周りの事を自然に最優先に考える行動をするようになったり、艇庫生活を通して、皆どんどん人として立派になってい くように感じます。
そういう部員の変化を見て、自分の未熟さに度々気付かされました。
さらに、人はここまで限界を超えて努力して、不可能だと思える事に挑戦できるのだと教えてくれました。
同世代の何十人もの部員は、一番身近だけど、一番尊敬できて憧れで、目標です。
自分自身は、3年半でどれだけ成長できたのか分からないし自信はないけれど、艇庫生活を通して自分の直すべきところを自覚し、目標像を作り上げられたのは大きな収穫です。

3.今後について
先日のインカレで味わった震えるような感動は忘れられません。全ての漕手の血汗涙の滲むハードワークが掴み取った結果だと思います。それを可能にしたのは、素晴らしい艇庫環境であり、それを根幹から支えて下さったのは監督、コーチ、OBの方々の支援だと思います。自分が現役最後の年に味わった感動を、来年も再来年もその先も、後輩達に味わってほしいし、HUBCが素晴らしいチームであり続けて欲しいです。
常強一橋を実現するため、素晴らしい艇庫環境を影から支えるべく、OGとなった暁に四神会費を納入する事が楽しみで仕方ありません。引退後の自分にはそれくらいしか出来る事はありません。集金待ってます(^ν^)

マネージャーはあと1回ブログを書く機会があるので、ここで終わりにします。
長々と読んでいただきありがとうございました。

次の担当者は成重です!
思い付く特徴を羅列してみます。

・斜に構える系男子。
・同期一、生態が謎。
・本当にボート部員なのかしばしば疑いたくなる。
・入部以来華麗なる変身を遂げたで賞 男子部門第1位(女子部門第1位は丸山ななみ)


それでは、お願いします!
ケチャップドバドバ
最後のDaysがやってきました。四年C組の竹永諄之介です。

基本Daysは適当なことしか書いてこなかったので変な感じでいこうと思います。
本田圭佑選手がACミラン時代にゴールを何試合か連続で決めてたときに言ってたセリフが「ケチャップドバドバ」です。
大事なのはケチャップドバドバの時期をいつにするか。
ケチャップの容器の量は決まっていて、4本しかない。
毎年大きくはなるけど。
1年生の頃はドバドバできずにケチャップが余った。
2年生の頃は春にドバドバしすぎて夏にブフォッ、みたいな感じで残りカスみたいなのしか出てこなくなった。
3年生の頃は冬にドバドバできて、夏にもそれなりにドバドバできたけどやっぱりブフォッてなったときもあった。
4年生。容器が最大。ずっとドバドバ。

それでもインカレで結果は出なかった。
マヨネーズも必要だったのかな。

全日本までにケチャップをきれいに使いきって美味しいエビフライができればいいですね。

さてさて、次回はりかちゃんです。最近パン屋でバイトを始めたらしく、太らないか心配です。あとこないだ写真フォルダ見返してたら1年生の頃の相模湖でNと2人でケーキ食べてる写真見つけて笑いました。Nは髪長くてキモかったです。

おわり
筋肉は誰も裏切らない

子曰く「筋斗練セザル者人ニ非ズ」と。
又子曰く「筋斗練強度強クシ、日々此続ケレバ則チ、忽チ御前ノ身体無期無期ニ成リ、必ズ良事起コルベシ」と。

 

皆さん今日も筋肉してる?
4年C組柳宏昂です。

 

冒頭から筋肉の話を出したものの当の私は最近身体を鍛えてない上に、今日ここに書きたいのもこんな話じゃない。

 

 

近頃、自分の中で自分なりのマネージャー観というものがようやく見つかりつつある。

 

もう私がマネージャーに転向してから2年が経とうとしている。

 

 

「一橋大学に入学し、ボート部に入り、対校エイトに乗り日本一になる。」

 

 

私が高校3年生のときから思い描いていた夢だ。

 

今の自分は当時の自分が思い描いていた場所からはかけ離れたところにいるのかもしれない。

 

なぜ自分はマネージャーに転向したのか?
そう聞かれれば「チームのため。自分は選手を続けるよりもこっちのフィールドの方が日本一に貢献できるから」とそう答えるだろう。

 

それは別に嘘ではない。

 

でもこんな理由で私は高校生のときから思い描いていた夢を意外とあっさり諦めた。

 

マネージャーになってからというもの、日々のルーティンをこなしながらも「日本一のボート部のマネージャーとは?」「マネージャーのあるべき姿とは?」と自分の中で問い続けた。

 

もちろんこの問に答えはないだろう。

 

ある先輩は「逆にマネージャーってなにしてんの?って選手に思われるぐらいに見えないところで選手が練習に集中できるような環境を整えるべき」これは大いに正しい。

だが、私はその上で何をするのか、どうなりたいか自分のマネージャー観で悩んだ。

 

そして最近ようやくやんわりと形になったのが

 

「日本一ボートが好きなマネージャー」

 

だった。

 

 

「素人から日本一になるってかっこいい!」

 

とミーハー心からHUBCに入った私は正直なところ初めはボートを心の底から好きとは言えなかった。

 

しかし、マネージャーに転向して、外からボートを見ることで、そして自らボートの知識をつけることでボートはいつも新たな1面を見せた。そんなボートへの思いは次第に大きくなり、今では日々ボートの動画を見たり、選手とボートの話をよくするようになった。

 

これまたある先輩の受け売りだが、「ボートに関する、知識や興味がない人がチームを運営しても強いチームは出来上がらない」と。

 

私は今になってまさにその通りだと感じている。

マネージャーとしてのモチベーションは人それぞれ。部員や雰囲気が好きな人もいれば、頑張ってる人を支えたい人だっている。

 

でも「好きこそ物の上手なれ」

 

とはちょっと違うけど、マネージャーをやる上でのモチベーションだったり、辛いときにいかに頑張れるかの一つの支えとしてボートが好きなことは重要なファクターになると思う。

 

日々の会話の中でボートの話が出てきたり、ボートが生活の一部に溶け込んでたりするマネージャー擁するチームってなんか強そうだよね?ってのももちろんある。

 

一橋のマネージャーの組織は先輩方の功労もあり、手前味噌だが、非常にレベルが高いと自負している。年々磨きもかかって穴も少なくなっている。ただ自分が日本一のマネージャーを想像したときに現れたのはボートのことを楽しそうに話しながら選手を支えるマネージャーの姿だった。多分他の大学を見ても(実際はわからないが)そうでない大学が多いのではないか。

 

 

最近オフ中に女マネが漕手とボートに乗ったり、進んでボートへの知識をつけようとしている姿勢を見て、非常に嬉しく感じる。

 

 

数年後ボート部を訪れたときに
マネージャーも漕手も楽しそうにボートの話をする日本一のチームになっていてほしいと心から思う。

 

 

初めからボートが大好きじゃなくてもいい、

 

ボートは初めて見て漕いでいきなり面白い!楽しい!とならないことも多い。ボートは多分そんなスポーツ。

 

ボートは知れば知るほど、漕げば漕ぐほど面白い!楽しい!って感じる。ボートは多分そんなスポーツ。

 

意外とあっさり選手として日本一を目指すことを諦めた私はマネージャーになり、よりボートを好きになった。そして「HUBCを日本一のチームにする」という新しい目標ができた。

 

今なら選手を諦めた2年前の自分にも胸を張って日本一を目指していると言える。

 

 

子曰く
「魔根絵謝亜ト雖モ漕艇ヲ愛シ、漕艇ノ子細ヲ知ラムト欲セバ、則チ必ズ良キ輪ヲ為スベシ」と。

 

 

次回はアロンアルファと言えばこの人。そろそろCM来てもいいんじゃない?イキリと愛らしさの両立、HUBCナンバーワンのお調子者竹永君がお送りいたします!

 

明日もHUBC Daysぜってぇ読んでくれよな!?

 

4年C組 マネージャー 柳宏昂

タイトルが一番難しいのは相変わらず
最後のDaysとなりました、4年C組小野健児です。

さて、今日正式に決定しましたが、現在僕は1年生のコーチをしています。インカレが終わった日に社会人コーチの小池さんからオッ盾に出ていた4年生に対しては2つの選択肢が与えられました。全日本のシングルスカルの選考に出るか、サポート役になるか。インカレオフ期間中に相当考えました。
その中でとある先輩から言われた一番心に残る言葉があります。「正解がない選択は、選択した後それが正解になるように全力を尽くすんだ」というものです。
コーチをすることも漕手を続けることもそれぞれ良い点悪い点があるだろうと思いますし、少なからずその選択が人生に影響を与えているでしょう。ですが、そんなの両方した人にしかわからないし、ああ、あっちにしておけばよかったと思っても、認知的不協和に過ぎない気がします。
そういう面で、サポート役になったことの他に、1年生に自分の経験を還元することを通じて引退する時に総じてボート部に入るという決断が本当に正解になるように様々な面からHUBCに関わりたいと思っています。

次はBBQといえばこの男、柳宏昂くんです。ボート部に入るために一橋大学に入り、運営MGに転向してもボートに関する様々なことを後輩に教えていたとてもボートに熱い人です。よろしくお願いします。
3歩進んで2歩退がる、3日続けりゃ3歩前。

 

 イソップ寓話の一つに「アリとキリギリス」という話がある。

 

 

 とある草むらのとある夏。アリは、食料を集めてはせっせと巣穴に運んで、忙しくしていました。キリギリスは、ずっと働いているアリたちを眺めて馬鹿にしながら、夏の間中歌って遊んでいました。秋になっても、アリは働き、キリギリスは歌っていました。やがて冬が来て、草むらの植物が枯れてしまうと、キリギリスの食料はすっかりなくなってしまいました。困ったキリギリスは、暖かい間食料を溜め込んでいたアリのことを思い出し、アリたちの巣に「食べ物を分けてください」と言いに行きました。するとアリは呆れてこう言いました。「すまないけど、キリギリスに分けられる分はないよ。」結局、キリギリスは、寒くてひもじい冬を過ごしたのでした。

 

 

 大学生活は、「人生の夏休み」だと言われることがある。その是非は置いておくとして、学歴で値踏みされ歩む道を半自動的に振り分けられてしまう現代、受験戦争を経て名のある大学に入ってしまえば、後は何をしようと未来に大差はない。必要最低限の時間を大学の講義に充てたなら、バイトと遊びと恋愛に惚けて、気づいたときには「学生時代は楽しかった」と振り返りながら、社会の一部に溶けていく。さながら夏の間中歌い狂っていたキリギリスのような姿が、私の大学生という生き物に対するイメージだった。そうして、その内の一人となって、同じように社会の歯車の一個になってしまうのが癪だった。ボート部に入った理由というのは複合的なもので、この捻くれたある種の対抗心的なものも、多分に影響していたと思っている。

 

 誰にも強制されていない。辞めたところで、世間的に責められることは何もない。いつだって投げ出していいのに、それでもボートに学生生活を費やす。そうして、人生の夏休みと対比させるなら、人生の冬学期とも言えそうな社会人生活に備えてきた。日々の瞬間ごとの快楽度は、部活に没頭していない所謂大学生の方が断然高いかもしれない。彼らがカラオケオールに向かうときに、私たちはイージーオールをしていたと思うし、彼らがボウリングに行っても、私たちはローイングしかしてなかった。普通に考えたら、私たちがしていることは大変で疲れること。彼らがしていることは楽しくて羨ましいことだ。私達はアリさん、彼らはキリギリス。

 

 ところがどうだ、遊び呆けていたら社会に何を持って踏み出せるだろう。カラオケの点数か、ボウリングのスコアか。振り返ってみたとき、自分という存在の中にあるものを見つめたとき、そこにあるものの数と濃度は、ボート部生活を送ってきた私達に及ぶわけがないと思っている。それほど、入部してから毎日、自由気ままな友達を羨ましく思ったり、海外を飛び回る友達に心揺らいだりしながらも、せっせと誰にも負けない経験を積み上げてきた。だからこそ、今年のインカレでは心が沸き立つ潤沢な四日間を過ごせた。人に支えられる有り難みや幸せ、誰かの力に自分もなれるということを知った。道半ばで苦戦する様を格好悪いと笑うのは、挑戦することを諦めた人の負け惜しみなんだと分かった。キリギリスだかセミだか知らんけど、好きなだけアリさんを笑えばいいさ。いろんなもん携えて次に来る季節に臨むこっちには、空腹も寒さもありゃしないのさ。環境がちょびっと変わるだけ。いくらでも蓄えた心の糧を武器に、豊かな時間を紡いでいけると思うのよ。

 

 だから、結論はこうだ。

 全日本選手権は、冬の一歩手前。

 ここで、キリギリスになりたくない。

 

 最後だから楽しもうとか、インカレまでよくやったとか、そういう妥協はいらない。冒頭の寓話が、「秋の終わりになって、アリも食料を運ぶのが面倒臭くなりました」と言い、アリもキリギリスも歌い出したら、もう訳がわかんないじゃない。確かに、刹那的に生を全うするキリギリスの生き方も立派な選択の一つで、私たちが脇目もふれず練習していた間に、見落とした好機や捨ててきたものも数え切れないかもしれない。だけど、私はアリであることが好きだし、アリとして人生の夏休みを突っ走ろうと決めた。もう一度あの心躍る挑戦ができるのか、二度とない自分のボート部生活を悔いなく走りきれるのか、不安はつきまとって仕方がないが、それを超えてこそ一人前の働き蟻。全部が全部終わってから、集めてきた糧を眺めて、困ったキリギリスにも分けてあげられるアリになりたい。2018年のチーム一橋で、高みに向けた最後の蟻の熊野参りだ。

 

 

 本日、この日記から4年生の最後のブログ祭りが始まります。村田くん、佐々木主将素敵なバトンパスありがとう! 明日の担当は、謎のコードネームKJを4年間貫いた、瞬き長め紳士・小野健児くんです。学年旅行のキャンプにて、伝説のダブル・チェックシャツ重ね着コーデを披露した彼の、最後の記事にご期待ください。

 それでは、みなさん、また会う日まで。

 

 

みんなの心にいるボートの精霊・ポンドもんど 

4年H組 山本茉友

 

 

 

夢はオールで掴め

おはようございます。3年C組の村田航輝です。

 

インカレが終わって1週間経ちましたが、個人的に今回のインカレはマネージャーとして、また部員としてこの部に関われて良かったと心の底から思えました。

 

いろいろ思ったことはあるけれども、みんな次の全日本に向けて切り替えてるので、インカレについてではなくその裏で秘密裏に進められていたもう一つの舞台があったことをお知らせします。

 

下川HCを筆頭に岡野モーター大臣、見角名誉顧問、1名の学生コーチそして一年生29名と僕は相模湖へ行っておりました。

 

この合宿の目的は新人がスカルを上手く漕げるようになることも目的の一つですが、最大の目的(僕の中だけかもしれませんが)は、新人が一人前のボート選手となることでした。

 

この合宿では新人にそれぞれ担当がつき毎ワーク後ミーテを行いました。

この制度のおかげで毎ワーク、自分の漕ぎについて言語化して整理して考える習慣がこの時期から染み付いたのは非常に良かったのではないかなと思います。

 

そんなわけで僕も5人の1年生を見ていたのですが、終わってみるとみんなすごく漕ぎが上手くなったなと思います。それだけでなくボートと向き合って、ボートを面白いと思っているように感じて、これは将来が明るいなと思いました。

それからボートを通じて自分と向き合っているように見えて、これから3年かけてたくさん成長して欲しいな。

 

また、この合宿を通じて、彼らは立派なボート選手になったんじゃないかな。

それはただスカルが上手くなっただけではありません。

食堂では、みんなでボートの動画を見てあーだこーだ言ったり、ミーテを重ねるごとに1年生の感覚が鋭くなっているように感じたりして、自立したアスリートに近づいたんじゃないかなと思います。

 

これからは練習時間とかはみんなバラバラになるけれども、一つにまとまって代として強い代になってくれたらいいなと思います。

そして来年は僕たちの代の優勝に力を貸してください。

一年生からしたらWMとかでよく分からないうちに今年のインカレは終わってしまったかもしれないけれども、上級生は一橋大学端艇部に入ったから準優勝したのではなく、血の滲んだ努力をして日大をあと一歩まで追い詰めました。来年こそは日大を倒すために、君たちも上級生と同じように強い漕手となってください。

もう僕ができるのは君たちを裏側から支えることだけだけど、1人でも多くの1年生が来年のインカレで活躍できるよう心の底から応援してます。

 

4ヶ月間一緒にやってきたし、最後に僕が見ていた愛弟子5人とトレーナーの紹介をして終わります。

・石井、だいたいミーテに一番最初に来る。いつも声を上げながらUTする。がんばれ。

・木伏、小柄だけどダイナミックに漕ぐかわいいやつ。土井さんの子供説が提唱されている。この間のエルゴも力強かった。

・長谷部、いつも僕を見て笑う失礼なやつ。ボートに関しても好奇心旺盛。乗艇のフォームが上手い。

・丸山、学生コーチからプロと言われた男。ドライブのパワフルさは上級生とも張り合える。ケガに気をつけながら、来年の成長を楽しみにしている。

・柳村、ミーテ来る時いつもニヤニヤしてる。TTでは見事2位を取ったニューホープ。お前が天下取るのを待ってる。

 

・下川HC、プラスもマイナスもでかい男。そのデカすぎるプラスが無ければ、一年生はここまで成長しなかっただろう。

・岡野モーター大臣、モーターの上では無類の優しさを誇った男。その優しさにはM井も心を開いた。

・見角名誉顧問、相模湖に灼かれた女。全日本流木回収選手権準優勝。真顔ができないのが悩みらしい。

 

まずは新人戦、この夏の成果を見せつけてやりましょう!!

 

p.s.

さて、明日からは4年生による日記リレーが始まるようです!

記念すべきトップバッターは、ささかんさんの紹介によると

『真面目さと遊び心を兼ね備えたポンドもんど。いつでも積極的に意見を発信してくれ、存在感はいつだって抜群。またぽんでぃ〜ずでバスケしよう』

と書かれたまゆさんです!

よろしくお願いします!